本日の心理学・名言7241-1

A
手を思いやりすぎると“すれ違い”が起こる?~
相手の希望を察してあげられず、
イニシアティブ(物事を率先してすること)をとれない人の悩みの解決方法は簡単です。

イニシアティブをとる必要はない、気楽に構えていればいいのです。

今の時代は、それぞれが多様な考えと行動をする個性の時代ですから、
黙っている間は相手の望みなど分かるわけがありません。
つまり、お互いの意向を言葉ではっきりと伝える時代なのです。

「何をして欲しいかなんて、口で言わなければ分かるわけがないじゃないか」
というのが今の人間関係です。

それに、以前のように察して先回りすることは、
好きな人が現れた直後の短期間に限って可能かもしれませんが、
今の女性は何日ももたないでしょう。

女性も自分中心に行動するようになり、
相手に合わせることはしなくなりました。

互いの個性を出し合いながら、
それを受け入れて気に入っている関係がベストでしょう。

B
『相手に聴く』とは、
相手の『準拠枠』に沿って理解しようと、
相手に耳を傾けることをいいます。
したがって、『相手に聴く』とは、
相手の言わんとすることを理解しようとすることであり、
ただ相手の言っている事を耳に入れるだけでなく、

また内容をただ頭で理解するだけでもなく、相手が言葉と表情,態度、声の調子などで
分かってもらおうとしていることを、分かってもらいたいように理解しようとすることです。
その意味では、相手を理解することには、
耳や目だけではなく心も使う必要があります。
準拠枠:一人ひとりの理解の枠組み、言葉への意味付け