本日の心理学・名言7238-5

A
徳と毒はよくにている。
徳は毒のにごりを取ったものだ。
毒が薬ということばもあるではないか。
毒になることでも、そのにごりをとれば徳になるのである。
どんないやなことでも、
心のにごりを捨てて勇んで引き受ける心が徳の心だ。

いやなことでも、辛いとかいやとか思わないでやる、
喜んで勇みきって引き受ける、働きつとめぬく、それが徳のできてゆく土台だ。
ばからしいとか、いやだなあというにごった心をすっかり取って、
感謝と歓喜で引き受けるなら辛いことほど徳になるのだ。 

by
常岡一郎(つねおか・いちろう*政治家、宗教家、文筆家)

B
おせっかいをやくな!~

余計なおせっかいをやかないということは、
人の悩みを解決したい誘惑を退けるだけでなく、
立ち聞き、噂話、陰口、人がしていることを分析したり批判することも含まれます。
私たちが人の欠点や悩みを気にする大きな理由の一つは、
そうすれば自分の欠点や悩みを見つめずにすむからです。

おせっかいをやこうとする自分に気づいた時は、
そこから遠ざかる謙虚さと知恵も持ち合わせていることを祝福しましょう。
余計なおせっかいをやめれば、
本当に求められた時に百人力を発揮できるようになります。