本日の心理学・名言7234-5

A
夫に「変わってもらいたい」と思うとき、
こちらが「相手を変えよう」という意識では、

なかなか相手に真意が伝わりません。
それよりも「自分が変わる」ことを考え、
変わった自分を相手に気付かせることがコツなんです。

一つ、具体的な提案を提案いたしますと、
これから、あなたが「夫に感謝すべき点は何か」を
箇条書きにノートに書きだしてみてください。

不平、不満もあるでしょうが、
今回は感謝すべき点にだけにしぼってみてください。
「夫と会話がない」と不満を訴える奥さんは大勢おられると思います。
でも、もしかしたら、夫を黙らせたり、他にはけ口を求めさせる原因は、
奥さんの側にあるかもしれません。

ご主人の悪い点にはこの際ちょっと目をつむり、
良い点だけを取り出して感謝してみてはいかがでしょうか。

B
憂うつな気持ちは、怒りや悲しみといった悲劇的な感情を
胸にしまっておくことから生まれるケースが多いのです。
悲しみと憂うつはひどく似ており、しばしば混同されがちですが、
実際には全く異なるものです。
前向き人生を歩む人だって、
そうした感情をいっさい拒絶しているわけではないのです。

反対に悲しみを受け入れ、表現することが、
憂うつな気分を脱する第一のステップとなることもあります。
ある賢人はこう言っています。

「あなたの前に広がる真っすぐな道が脱出路のこともある」
*憂うつ:はればれしない落ち込んだ気分のこと