本日の心理学・名言7209-1

「モア・イズ・ベター」という考え方を捨てる~

物をたくさん持つことが悪いとか間違っているというんではなく、
もっともっと多くのものを求めるのが狂気の沙汰(さた)なのです。
「モア・イズ・ベター」と考えている限り、決して満足することはありません。

私達は何かを手に入れたり、何かを終えたとたんに次のことに向かいます・・・ただちに。
これでは人生や多くの恵みを味わう暇もありません。

この悪い癖を克服するコツは、もたない事が問題なのではなく、
もっと求めることが問題なのだ・・・
つまり「モア・イズ・ノット・ベター」だと自分に言い聞かせることです。
足るを知るというのは、もう物を持ったり求めたりすべきでないということではなく、
幸福は物によって与えられないと知ることです。
もっと欲しいと願う気持ちではなく、今現在に意識を向けることによって、
持っているもので幸せになることは出来るのです。
この新しい見方を身につければ、新しい物や成果が人生に現れたとき、
それに感謝する思いがさらに深まっているでしょう。
幸福になるための素晴らしい手段は、もっているものと欲しいものを
・分別物事の是非(正しいことと正しくないこと)と、
・道理~(人として行うべき正しい道)判断すること
っと多くのものと幸せを追い求めて一生を送ることもできます・・・

または、もう欲しがらないと心に決めることもできます。
後者の方がはるかに実行しやすいし、充足をもたらしてくれます。