本日の心理学・名言7197-3

「嫉妬心」をプラスのエネルギーに転換させよう~

タレントやスポーツ選手の活躍を見て、
その人と同じ年齢だということを気にする人がけっこういます。

なぜ気になるのかといえば、自分の現状と比較してしまうからです。
私たちは、現在の地位、収入、境遇を人と比べて評価する傾向があります。

第一のタイプは、自分が確立していない人、
社会の中の自分の立場がはっきりつかめていない人です。

本来、テレビの中の人は自分とは違う別世界の人で、
彼らには彼らの、自分には自分の人生があります。

「私は私だ」という確固たるものがあれば、この揺れは小さくなります。

もう一つのタイプは、
現状への不満や不安を、タレントなどとの差にぶつける人です。

「もし、別の人間と結婚していたら」
「もし、子育てに追われていなければ」
「もし、あのまま仕事を続けていたならば」
タレントみたいな生活ができたかもしれない。というものです。

嫉妬心の強い人は、心的エネルギーの強い人です。
感情的になるタイプです。

ですから、そうしたエネルギーを
プラスの方向に転換させてはどうでしょうか。

趣味ややりたいことを見つけて、タレントをライバル視して、
必死に努力を重ねていけば、いつか花が咲くのではないでしょうか。