本日の心理学・名言7194-2-1

優しい気持ちの持ち主は、
競争原理で出世していくビジネスマンとしては、適性があるかどうか疑問で、
会社には合わないかもしれません。

しかし、人間としては、実にいい性格であることは間違いありません。

こういう優しさは、現代社会では失われてきています。
では、こういう優しい性格の人はまったく出世しないかというと、
実はそうともいえないのです。

上司の保身もあって、上司は部下を引き立てたり選んだりする場合、
優しい人のほうを選ぶ傾向があります。

会社の評価は、学校時代の偏差値評価とは大きな違いがあるのです。
たとえ優秀でも、周りから怖がられる人はダメです。
競争心向き出しのやり手は、意外に生き残れません。

ですから、「自分は人を踏み台にするぐらいなら、出世しなくてもいい」
という発想は変える必要はありませんし、

優しいままのほうがいいのです。