本日の心理学・名言7192-2-3

A
人間は、ひとつの目標に向かっている時が一番いい状態にあります。
どんなに素晴らしくやる気があったとしても、
目標が二つあると上手くいきません。
どちらに進もうか、迷いが生じるからです。
いい目標が二つもあるのに、不思議と心の中は幸せではないし、力も出ません。
これを心理学では「プラス・プラスのコンフリクト(葛藤)」といいます。

この場合、やることは一つ。どちらかに決めることです。
決めたなら迷わずに行動に移すことです。
目標を一つに絞って、それに向かって行動する。
今の自分の心の中をよく見てみれば、どう行動すべきかは自然と結論が出ます。

それでも、どちらにしたらよいのかわからない時は、
どっちでもよいということなので、占いで決めてください。
それで一つやり終えたら、
また次の課題に向かっていく。これが精神的には最も健康的な状態といえます。
占いはこういうときに役立つのです。

B
相手が間違いを犯していても、
致命的な被害をもたらすことがなければ、相手の非を指摘しないことです。
相手の非を指摘して、
こちらが気をもんだり、ゴタゴタしたりするくらいなら、黙っていたほうが賢明です。
相手は、「自分が悪い」などと少しも思っていないかもしれません。
そういう人間は注意をすれば、危害を加えられることはないにしても、
逆に汚い言葉を投げかけられて辛い思いをするかもしれません。
君子危うきに近寄らず」です。
難しい人との関係は、避けるようにした方が無難。そこで頑張る必要はないのです。
それでも気が収まらないなら、ケンカ覚悟で注意することです。
あくまでも、説教する気持ちではなく、ケンカ覚悟で、です。