本日の心理学・名言7190-2-1

A
人生のある場面で、
「この先、生きていてなんの楽しみもないな」と思える時もあるかもしれません。
ですが、自分の存在の意味や価値を決定するのは自分ではないのです。
私たちは天から命を与えられており、
すでにこの世に存在していること自体が存在価値のあることを証明しています。
「絶望とは『生まれ変わる』ための陣痛に他なりません」という言葉もあります。
絶望を感じられることはまだ希望のある証拠なのです。
ただ、それはひどく辛く苦しいものです。
そんな時どう対処したらよいか。
希望がすべて絶たれた状況が「絶望」です。

そうとしか考えられない時、私たちは何かの結論を出そうとします。
しかし“黙って待って”そこに自分の解釈を加えないことや、
ほとんど何の役にも立たないことにも望みを託してみる方法をお勧めします。
絶望の淵にあって必要なことはただ一つ。
「あるいは望みが見いだせるかもしれない」と思い続けることなのです。

B
私にとっての変革の第一歩は、「周りからどう見えるか?」ではなく、

「自分が素直にどう感じるか?」を重視して経験を積み重ね始めたことでした。

たとえば、仕事面で言えば、
世間的にどんな職業が評価されているのか、どんな職業だと安定しているのか・・・
学生の頃は、
そのような外側の基準を重視していたので、
やりたい仕事がよくわからなくなっていたのですね。

自分の好きなことは何か、大切にしたいこと、得意なことは何か・・・
そんな自分の心・感覚などを具体的にする質問をし始めてから、
どんどん理想の働き方に近づいていくことができました。

あなたの変化のポイントは何でしょうか?
楽しみながら、今日も新しい一歩を創り上げてみましょう。

by
西藤孝