本日の心理学・名言7122-3

人間が生きていくためには、必ず形あるものがなければ生きていけません。
その第一が食べ物です。
その他、衣類・住居など、形あるものを食べ、形ある家に住むことによって生きているのです。
しかし、世の中には、いくら形が整っていても、
それを使うことができなくなってしまう人や、それを使っても喜べない人もいるのです。

いや、今日ではそちらのほうが多くなっていかように思います。

それは何故か。
それは、形にばかり囚われて、
目に見えない陰の力の存在を知らないからです。
陰の力とは、心の栄養であり、運命を左右するものであります。
私達はどうしても、損得で何事も判断して行動しがちです。
中には、損得が善悪にすり替わっている人も多くいます。
しかし、本当の幸せは、損をしてでも陰の力を養うことが大切です。
そして、形あるものと陰の力とが協調した、二つ一つの姿が大切であります。

この世の中では、何かを信仰しなくても、いくらでも生きていけます。
しかし、本当の意味での陰の力は、
生命の根源に根ざした信仰によってこそ培われると思います。
人間は、どんな人も清い心と欲(本能と呼ばれるものを除く)の心の二つがあって
常に葛藤しています。
清い心を持つようにしたいものです。

by
心の道