@A:
今日の私達は物事の知識が増え、知りすぎることによって、
心を複雑に、難しく感じるようになって、素朴さが失われてきたように思われます。
素朴な心とは、菜の花一つ見ても美しく感じ、喜ぶ心であります。
ですから、素朴さを持つということは、
喜び、感激、感謝も薄れることなく、多いということでありましょう。
単純なことと素朴なこととは少し意味合いが違います。
今後、複雑さがどれほど増してきても、
私達の中で素朴さを消してはならないと思います。
人間はつくられた喜び心と、
元々誰もが初めから持ち合わせいる喜びの二つを持っております。
いつ、いかなる時代、状況になっても、
人間として陽気に暮らすことが出来る基本型は持ち合わせております。
これが素朴な心だと思います。
by心の道
@B:
#モラトリアム
本来は「支払い猶予期間」の意であったのを転じて,
社会的責任を一時的に免除あるいは猶予されている青年期をさす。
生きがいや働きがいを求め,発見するための準備を整える一方、
自分の正体,アイデンティティを確定できず、
無気力、無責任、無関心など消極的な生活に傾きながら,自我の同一性を確立してゆく。
*アイデンティティ(自我同一性):いわば「これこそが自分自身である」といった実感を示す言葉。