本日の心理学・名言6995-7

A
個人の幸せということでいえば、
人のせいにしながら幸せになれるはずがありません。

確かに私たちの悩みには人や環境によって生じるものもありますが、
それを乗り越えて幸せをつかまなければならないのは自分です。
環境は人々を作らない、人を表現させるだけです。
人のせいにするのは心身ともに莫大なエネルギーを使います。
「あんたのせいでこうなった」式の思考はストレスと病気に直結します。
人のせいにすれば、自分の不幸は自分ではコントロールできず、
人の行動に左右されるものとなり、生きることに無気力になります。

人のせいにするのをやめれば、自分のパワーを取り戻すことが出来ます。
選択者としての自分が見えてきます。
カリカリしているときも自分が、
その感情の造り主になれることにも気づきます。
人のせいにするのをやめれば、
人生はもっと楽しくなり、はるかに気が楽になります。

B
親和性バイアス
自分が好きなものや慣れ親しんでいるものや、
好意を寄せているチーム(人物)の『価値・能力』を
実際よりも高いものとして過大評価してしまうバイアスである。

確証バイアスと似たメカニズムが働くバイアスであるが、
より『自分が好きなもの・対象の贔屓(ひいき)』といった要素が強調された、
バイアスになっている。
確証バイアス
個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、
それにより自己の先入観を補強するという現象。