本日の心理学・名言272694-1

人には二種類の人間がいます。
他者に悦びをもたらす人と他者に不快感をもたらす人です。

前者は、人に悦びをもたらす行動が六割を超えている人のことで、
後者は人に不快感をもたらす行動が六割を超えている、
ということです。

人に悦びをもたらす行動をしている人は、
歳と共に喜び多き人生ととなります。

なぜなら、他者が自分に悦びをもたらしてくれるからです。
それゆえ、ありがたいと感謝したり敬意を払うことの出来る人になります。

逆に、人に不快感ばかり与えている人は、
周りから不快感を与えられる人生となります。
それ故に、どんどん不愉快なことが多くなる人生になります。

だから、人は、うんと幸福か、うんと不幸かのいずれかになるのです。
その中間はありません。
そこそこの幸せというのはこの世に存在しないのです。

もし、自分がそこそこ幸せだと思っている人がいたら、
それは間違いなく不幸だということです。
不幸な人ほど、自分の不幸には気が付かないものです。
幸福の何たるかを知らない人は、不幸の何たるかも知らないのです。
だから、自分が不幸であることが分からないのです。

もちろん、自分が人に拒絶や否定のサインを
出していることも気が付きません。

理不尽に人を責めている間は、人は幸せにはなれません。
責めるというのは、人に対する拒絶と否定のサインです。
ますます、人は嫌がって遠ざかります。
愛情の深い人ほど、遠ざかります。
こうして、人は、うんと不幸になるのです。
不幸な人ほど、人をうらんでいる理由がここにあります。
幸福な人ほど人に感謝できるのは、これと逆の理由ためです。

「ありがとう」と心から言える人は、強く優しい人です。