本日の心理学・名言272684-5

#統一連続力
定義:「力」である。
そこで、この「力」を認識するために、例をあげて説明しよう。
ここでは、わかりやすくするために、
例題をできるだけ一本に絞ることにする。
(例)まず、ある会社の集金人の集金態度が悪いとする。
(わかりやすくするために暫定的にNo.をつけておくが、
必ずしもNo.順になるとは限らない)

1.集金人の集金態度が悪い
2.そのために、代金回収状況が悪くなる
3.そのため、銀行預金が減ってくる
4.銀行の貸出しの枠がせばめられる
5.材料費の支払いに不安現象が起こり始める
6.材料費の支払期限がせばめられる
7.資金繰りが苦しくなるので、高金利の金を使うようになる
8.金繰りのため、飛び歩かなければならなくなる
9.高金利支払いとともに経費が膨張してくる
10.ますます支払いが苦しくなる~材料を購入するのに、現金から長期の掛買いになるので、原価コスト高になる
11.そのため、売上利益が縮小する
12.利益が上がらないから、投資家が危険を感じ、投資資金の引き上げを始める。ますます資金繰りが苦しくなる。
ここには、集金人の態度が悪い事から、
一つの「統一連続力」が起こり、
次々とその力が加速度的に増して、
ついには倒産という場面まで追い込まれることになる。
この加速度というのは、1の力が2に加算され、
さらに、2の力が3に加算されていく。
このように主体に対して悪い原因をマイナス要因という。
このマイナス要因が加算されてくるわけであるが、
1+1=2というようにではなく、2としてある力が合成され、
多次元的に広がっていくために、
加速度的という言葉が用いられる。
このように、瞬間的に起こってくる要因を、
次から次へと、多次元的に連続していく力を
「統一連続力」という。