本日の心理学・名言272665-7

自分を役立てるには、
自分の徳を大成し、自分の才能・能力を錬磨、向上させていかねばならない。
それが学の本質である。

人は何のために学ぶのか。
安岡正篤師は言っている。

人は自分を創るために学ぶのだ。
そして、人生のあらゆる艱難辛苦にあっても動じないように、
自分を為(おさ)めていく。

自分を創るのは利己のためではない。
世のため人のために自分を役立てるためである。

自分を役立てるには、
自分の徳を大成し、自分の才能・能力を錬磨、向上させていかねばならない。
それが学の本質である。

成徳達材することによって、よりよき運命を創っていくのだ。
安岡師の言葉は明快である。

1.あまえ
2.ぬぼれ
3.おごり
4.マンネリ
5.やっかみ
経営者はこの5つの心の病気に必ず罹る、
とユニ・チャーム創業者の高原慶一朗氏がいっている。

経営者だけではあるまい。
人は誰しも、その人生の途上で、この5つの病に侵されるのではないだろうか。
この心の病に勝つこと。
それこそが自らに勝つということである。

*為(おさ)めていく:物事ができ上がる。実現する。成就する。
*成徳達材:心を育て、才能を伸ばすこと