本日の心理学・名言272642-3

個性とは、ある意味で「その人なりの偏り」です。
そういう意味で、偏っていてOKなのですが、
思考があまりにも極端に偏ってしまうと、ストレスになったり、苦しかったり、
理想に向けてエネルギーが湧かないことにもなります。

では、どんな思考に偏ってしまうと、
可能性を制限してしまうでしょうか?
その1つは、
「いつも悪いことばかりだ」とか、
「みんなが私を嫌っている」
「絶対にうまくいかない」など、
別の可能性を排除してしまうような思考法です。

このように文章として書くと
「そんな極端な考え方はしない」と感じるものですが、
心の状態が悪かったり、苦手な分野・相手だったりすると、
このような思考が自然に湧いてくるケースがあるものです。

実際には、
「悪いこと」もあるかもしれませんが、

「良いこと」だってたくさんあるはずです。
そして、「悪いこと」と今思っていても、
後から振り返ってみると「あのお陰で」と、
良いことに変わるケースもあるものです。

「みんなに好かれることはない」ように、
「みんなに嫌われることもない」はずです。
「うまくいくこともあれば」、
「うまくいかないこともある」でしょうし、
「うまくいっていない」と思っても、
実は、その中にも「うまくいっている部分」があるものです。

ですから、このような偏り思考から、
溢れる思考にするためにも、

「いつも、みんな、絶対に、すべて・・・ない」
みたいな言葉に気づいたとしたら、
「本当にいつも?」
「本当にみんな?」
「本当に絶対?」
「本当にすべて?」
みたいに、自分に問いかけてみると良いでしょう。

by
自己維新