本日の心理学・名言27246-9

@A:
「もらったものに対して栄誉を贈られた人は一人もいない。
栄誉とは、その人が与えたものに対して贈られるものだ」
これは、かつてクーリッジ大統領が
夕食会で述べたスピーチの一部です。

自分の時間と才能を他人に与えているにもかかわらず、
人前で表彰されたことのない人はたくさんいます。
しかし、
彼らにとってそんなことは問題ではありません。

なぜなら、見返りとは与えることそのものであり、
他人を助けたいという
ポジティブな気持ちがその人を前進させるからです。
与えることをやめてはいけません。
おそらくそれは、
あなたが人生で得られる最大の栄誉なのです。

byやる気が出るヒント129

@B:
感情的な怒りを落ち着かせる最初のステップとして、
最もシンプルなものは深呼吸をすることです。
「そんなことで・・・」と思わないで欲しいのです。
呼吸が気持ちのありように及ぼす影響は大きいのです。
呼吸を速めていくと、
余計にイライラ感が高まってしまうのです。

そこで、わざと意識的に呼吸を深く、
ゆっくりとしたものに変えてみる。
すると冷静な感情が取り戻せるのです。
お腹がふくれるほど空気を吸い込み、
それをゆっくりと吐き出しているうちに
気持ちが落ち着いてくるのがわかるでしょう。

また、“最悪のシナリオ”と現状を比べてみるのも、
感情を落ち着かせるいい方法です。
私たちにとって最悪なのは、「死ぬ」ことです。
現状の怒りの原因が
自分が死んでしまうようなレベルのものなのか、
よく考えてみて欲しい。
もしもそうでないのなら、些細なことだと思えばいいし、
「死ぬのに比べたら、つまらないこと」
と思えば大抵の怒りは消えてくれます。
つまり、感情を一時的にストップして、
“理詰め”に自分の気持ちを分析してみることを心がけるのです。
それを引き起こしているのは、相手の行為ではなく、
自分の内側に理由があるのではないだろうか。
このように理性的に原因を追求していくと、
感情的な怒りは次第に小さくなっていきます。
理性によって感情がコントロールされるからなのです。