本日の心理学・名言2714-1

自分の行動などを振り返るとき、
単に「できたことは何?」「できなかったことは何?」だけではなく、
もっと複数の視点で振り返ってみると良いでしょう。
たとえば、
「実践したことは何か?」
これは成果が出たかどうかに関係なく、
行動したことを考えるための質問です。
そして、実践したのですから、さらなる質問をしていきます。
「何のために実践したのか?」
「実践して、そこから学んだことは何か?」
「実践して、うまくいったことは何か?」
「実践することで、楽しめたことは何か?」
「次、もっとうまくやるためには、どうすれば良いか?」
このように、質問を重ねることで、
たった1つの行動を、10にも20にも学びの材料にしていくことができるのです。
さらに、こんな質問はどうでしょうか。
「実践しようと思ったけれど、やらなかったことは何か?」
これは「やろうと思った」という点で、前進していると言えます。
ですから、そこをしっかり認めて、受け取ることがポイントです。
そして、さらなる質問を重ねましょう。
「次回、どんな工夫をすると実践できるだろう?」
「今回は、代わりにどんな行動を選択したのか?」
「代わりの行動によって、私はどんな満足感を得たのか?」
やらなかったからダメだった・・・ではなく、
そこからも、いろいろな学びを引き出すことがポイントです。
やらなかったのは、それ以上に魅力的な何かがあったからです。
その魅力的なことは何だったのか?
それを明確にしておきましょう。
成果が出ても、成果が出なくても、ある行動をしても、ある行動をしなくても、
そこから「理想に向かうための学び」を得ることはできる。
あらためて、すべてのことは学びになるし、
前進し、喜びを膨らませる材料になり得ることを、再確認してみてはいかがでしょうか?
by自己維新