本日の心理学・名言2665-5

劣等感って必要なの?

人間関係をややこしく、
ストレスの原因の一つになっているもの、

それは劣等感でしょう。
劣等感を定義しておくと、
「他人に比べて自分が劣っていると感じる不安」です。

ではなぜ、
劣等感は人間関係を悪くするのでしょうか?
劣等感の強い人は、
人の欠点を見つけて批判したくなるのです。
自分が相手より劣っていると思うと不安なので、
相手の方をおとしめようとする心理状態が働くのです。

しかし、カウンセラーの立場として申し上げれば、
劣等感のない人間などこの世にいません。
むしろ、それを克服しようと、
プラスの方向に向かうことによって、
人は素晴らし仕事をなしとげたりするのです。

ですので、

自分の劣等感をどうとらえるかが大切なのです。
「ここが他人より劣っている」と思った時、
あえてその劣っていることに挑戦すればいいのです。
もしくは、
似たようなことにチャレンジすればいいのです。
そして、
「劣っている」という不安が消えるまで努力をする。
劣等感を克服しようとする努力をするうちに、
眠れる能力が掘りおこされということもあります。

あなたが、若くて、負けず嫌いの性格で、
それゆえに強い劣等感をいだいてしまうのならば、
それは、むしろ素晴らしいことを成し遂げる
可能性を秘めているといえます。
あなたの劣等感はそのための原動力になると、
私は思います。
さて、みなさんは、
劣等感をどんなエネルーギーに変えたいですか?
by心のストレッチルーム