本日の心理学・名言2648-1

周囲から避けられている気がしたら

自分はみんなと仲良くなりたいのに、
なかなか友だちができない。
それどころか、
会社や近所のみんなが自分を避けているように感じられる。
何も悪いことをしたつもりはないし、
間違っても人を傷つけるようなまねはしていない。
それなのに、「どうして自分は人から避けられるのだろう?」

もし、あなたがそんな悩みを抱えているとしたら、
それはきっとあなたが傷つきやすい性格のためでしょう。
小さなことでも傷ついてしまう人は、
つい被害妄想にとらわれてしまいがちです。
たとえば友達に、
「最近ちょっと痩せたんじゃない?」
と言われても、
「特にダイエットもしていないのに、嬉しい」
と思う人がいれば、
「どうせ私は安月給よ」
「でも、わたしだってちゃんと食べるくらいの稼ぎはあるわ!」
と不機嫌になっていしまう人もいます。
相手がほめ言葉のつもりで口にしたことも、
驚くほど見事な想像力をもって、
マイナス方向にねじ曲げてしまうのです。

もし、あなたの周囲にこんな人がいたら、
あなたはどのように接するでしょうか?
きっと、腫物にさわるようにして、
恐る恐る接するに違いありません。
なにしろ、どこで傷ついて、どこで怒りだすのか、
まったく見当がつかないからです。
そうして腫物に触るように扱われた結果、
あなたは人から避けられているように感じるのです。

この悪循環を断ち切る方法はただひとつ。
あまり他人の言動を深読みすることをやめること。
つまり、相手の言葉の裏を探るのをやめることです。
そして、相手の言葉を、
額面どおりに受け取るように心がけることです。
そうすれば、
あなたを傷つける人なんて
そういないことに気がつくはずです。
by心のストレッチ