本日の心理学・名言2567-3

いつも暗い表情で「できません」
と嘆く人がいるとしましょう。
このような人には、どのように接すればいいのでしょうか。
どうすれば、彼らの「いいところ」を
引き出すことができるのだろうか。

まずは、落ち着いて、
彼らをそのままに受け止めてあげることが必要です。
そして、
いきなり人生の全てに関わる大目標をやらせるのではなく、
ある特定の弱点を改善するような
小さな目標に取り組ませるようにするのが基本です。

無力感の強い言い訳名人には、
次のようなセリフで迫ってみるのも効果的です。
「本当に、それでいいと思う?」、
「できないんじゃなくて、やらないだけなんじゃない?」
これは、「できない」という基本的な思い込みを
本人自らに疑わせるのです。

「やろうと思えば、いつだってやれる」
と声に出して言わせるようにすると、
彼らは「絶対に学べるはず」と信じるようになります。
言い訳はすぐにストップさせなければなりません。

ベンジャミン・フランクリンの言葉を引用して、
「言い訳ばかりしている人は、何もうまくいかない」
ということを理解させましょう。
「他の人と比べなくてもいいんじゃないかな」
言い訳をする心理には、
他の人と競争をして負けたくないという
欲求が隠れていることがあります。
したがって、他人との比較をやめさせ、
たとえ失敗しても
プライドが傷つくわけではないと励ましましょう。