本日の心理学・名言2562-5

快活さというものは、幸福に比べ、
ずっとコントロールしやすいものなのです。
暗くいじけそうな情況の中でも、
元気に振舞おうと努力すれば振舞うことができます。
それが自分の自分の弱さを補ってくれるし、
愛する周囲の人々への心遣いの行為ともなるのです。

元気なく陰気にしている時、
実は我々は周りの人からエネルギーを奪っているのです。
周囲の人々のやる気を吹き消してしまうのではなく、
元気づけてあげるように努めてみましょう。
すると面白い現象が出てくるのです。
自分自身も前より幸せな気持ちになれるのです。
外に向けた振る舞いが内側にも影響を及ぼすのです。
アメリカ心理学会会長であった
ウィリアム・ジェームズは、
既に1982年に彼はこのような発表を行っています。
「行動を調節することで
人は間接的に感情を調節することができます。
このように自発的な元気さを求めていくことで、
心に自然な活力がない時でも元気づけられ、
しゃんとしていられる・・・・」

相談者とのカウンセリングを続ければ続けるほど、
挫折というものはある程度は、
本人のためになると確信するようになってきます。
落胆した時にはエネルギッシュに振舞ってみると、
どれほど自分の気分が変わるものか、
きっと驚かれると思います。