本日の心理学・名言2558-3

あなたは、どんなとき自分へのご褒美が必要だと感じますか?

私が今までやってきた中で、
「自分の努力に対して、自分にご褒美を与える」という方法は、
実はあまりうまくいったことがありません。

「好きなことをやっていること自体がご褒美」なのに、
さらなるご褒美とは何だろう?
と疑問に感じてしまったからです。

ご褒美が必要なこととは、
もしかすると、「~したいこと」ではなく、
「あまり気が進まないけれど、やらなければならないこと」
「苦痛がともなうこと」
「それをやる意味があまりわかっていないこと」
「理想は叶えたいけれど、
その途中プロセスがツライと感じること」
そんな行動を起こすときに、
効果を発揮する方法なのかもしれません。

ですから、
何でもかんでも「行動に対してご褒美を考える」というのは、
見方を変えると、
「私はこの行動をやることがあまり好きではないのです」
という暗黙のメッセージを
送っていることになる恐れがあるので、注意が必要です。

趣味や遊びに時間を掛けたから、
ご褒美として自分にバッグを買おう!なんて考えませんよね。
理想に向かっていく行動が、趣味や遊びのように、
ご褒美を必要としない「~したいこと」に育てていきましょう!
by【自己維新】