本日の心理学・名言2555-3

「音程をとるためには、
まず歌詞を完全に覚えていることが良い」
と聞いたことがあります。
歌詞を見ている段階だと、歌詞に意識が向いているので、
音程にまで意識を持ってくるのが結構難しい。
でも、歌詞が無意識に出てくるようになっていると、
意識は自由に使えるので、
音程に意識を集中することができますし、
音程もある程度無意識になれば、
今度はリズムなどに意識が向けられます。

これって、
私たちの理想を叶えるスキルUPにも当てはまると思うんです。

コミュニケーションに関する本とか、
心理学に関する本などを見ると、
これに気をつけよう、あんなことも大切にしよう。
こんな話し方にするといいでしょう・・・
などと、意識を向けたほうが良い点がたくさん出てきます。

ですが、私たちが意識できることは、少数なので、
まずは「相手の目を見ることを習慣化しよう」とか、
「会話をするときは口角を上げよう」など、
1つか2つに意識を集中し、
それがある程度無意識にできるようになったら、
次の1つか2つに意識を向けていく。
こんな方法で、1つ1つ着実に身につけていくと、
自然にステップアップを楽しむことができるでしょう。
by自己維新