本日の心理学・名言2539-7

@A:
いつも先延ばしにしてしまう人に共通する「六つの性格」~
なかなか着手できない人のことを、
心理学では「先延ばし症候群」
(プロクラスティネーション/PCN症候群)といいます。
このPCN症候群になりやすいタイプは、
以下のように分類できます。

A:完ぺき主義者タイプ・・
このくらいでいい」と思えずに、具体的に着手できない。

B:夢想家タイプ・・
壮大な計画は立てるが、面倒を避けたがり、
現実に着手できない。

C:心配性タイプ・・
リスクが怖くて、新たな一歩が踏み出せない。

D:反抗者タイプ・・
先延ばしして他人の期待に背くことを誇りとするので
着手できない。

E:危機好きタイプ・・
追い込まれた土壇場の危機感がたまらないので着手しない。

F:抱え込みタイプ・・
段取りを上手につけることが出来ず、具体的行動ができない。

本質的に、先延ばしは能力不足の形を取りますので、
これを治療するには、能力不足を消すことなのです。

@B:
人的能力とは、5つの要素から成ります~
1.心の強さ、
2.正しく方向付けられた思考、
3.時間管理技術、
4.習慣に対するコントロール、
5.問題解決能力です。
したがって、先延ばしを克服する戦略とは、
これら5つの技術を向上させることが基本となります。

感情のコントロールを向上すること、
基礎をなしている態度を正しく直すこと、
注意を集中させること、
合理的に思考すること、

自己管理の手順
(プランニング、スケジューリング)を
学ぶこと、
習慣を変える方法を学ぶこと、
および課題達成技能と問題解決技能を
得ることがこれに含まれます。