本日の心理学・名言2463-3

私達の人生は、表と裏が一つになってできているのです。
その意味から言えば、自分の目に見えるものは表であり、
生活・生命を支える主たるものであります。
しかし、裏がしっかりしていなければ、
やがて自分自身が崩れていくことになるのです。

では、裏とはなにか。
それは心の道であります。
どんな表も独り歩きするのではなく、
いろんな表の生活は、
必ず裏の心に話しかけてくるのであります。
そこで喜んだり、悲しんだり、憎んだり、
怒ったりするのであります。

良き表が心に話しかければ嬉しくなるでしょうが、
全部そうなるとは限りません。
これは、心の状態、心のあり方にも大いに関係があることは
誰もがお分かりになるところでしょう。
この世は、全て調和がとれていることが大切なのであります。
表が発達すれば、それに見合うような裏も成長しなければ
調和が取れず、喜べない状態になってしまいます。
衣食が足りても心は成長するものではありません。
心、それ自体を耕すことが大切であります。
by心の道