本日の心理学・名言2294-3

@A:
なぜ多重債務者は自己の置かれた状況から
逃げ出そうとするのか。
人間は何か果実の得られないことには
冷淡な態度をとりやすいのです。
人に施すことだって、
経済的には支出であっても
充実感や満足感という果実が得られますが、
多重債務の返済はそれがない。
だから当事者の多くは返すことに懸命なのですが、
熱心であるとは言えないのです。

しかし、そんなことはないのです。
多重債務者になったということは、
考えようによっては実に得難い体験をする
機会を与えられたということなのです。
「負わされた恵み」というものがあります。
何かを負わされることで、
結果的に自分が大きな恵みを受けることになるということで、
実際に多重債務を経験することで、
人間として一回りも二回りも大きくなった人も
実際にいるのです。
逃げなければ恵は得られるのです。

@B:
満ち足りることを学ぶ~
手掛かりとして聖書の「満ち足りたことを知る」
という教えがあります。
生活にこれといった不自由はないのに
「あれも足りない」「これも不足している」
とブツブツ言いながら生活している人がいます。
その人の口から出る言葉といえば、不平や不満ばかりです。
片や、あまり豊かでないように見え、
身なりも質素なのにもかかわらず、
自分の環境・境遇を嘆かず、
口を開ければ「感謝だなあ」とか「本当にありがたい」
という積極的な明るい言葉が出てくる人がいます。
どちらが幸せかは改めて言うまでもありません。

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