本日の心理学・名言2242-7

どうせやるなら覚悟を決めて10年やる。
すると20からでも30までには、ひと仕事できるものである。
それから10年本気でやる。すると40までに頭をあげるものだが、
それでいい気にならずにまた10年頑張る。
すると、50までには群を抜く……」

これは「時間をどこまで生かし切るか」ということによって、
学歴のある人に対抗し、
それをもって、自分の一路をひらく、
唯一の「カギ」とすべきだということです。
否それは、単なる「カギ」という程度のなまやさしいものではなく、
ほとんど唯一の白刃(はくじん)といってよいと思います。 
──『人生二度なし』(森信三・著)
「人生と時間」という問題について、一番大事な点は何かというに、
それは人間は、その人がどれほど時間を生かしているか否かが、
その人の人間としての真の値打ちだということです。
これは言い換えれば、
一日はすべての人にとって24時間であるが、

しかし24時間という時間を、
どれほど有効にかつ充実して生かすかどうかが、
その人の真の人間としての値打ちだということです。
そしてこのことは、とくに学歴に恵まれてない人々が、
骨に刻んで知っていなければならぬことです。
すなわち学歴に恵まれない人々は、
「時間をどこまで生かし切るか」ということによって、
学歴のある人に対抗し、
それをもって、自分の一路をひらく、
唯一の「カギ」とすべきだということです。
否それは、単なる「カギ」という程度のなまやさしいものではなく、ほとんど唯一の「白刃(はくじん)」といってよいということです。
*白刃(はくじん=鞘(さや)から抜いた刀。しらは。~切り札

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