本日の心理学・名言2241-3

国であれ会社であれ家庭であれ、
あらゆる組織はそこにいる長が
どういう一念を持っているかで決まる。

それがすべてといっていい。

すぐれた長には共通して 二つの条件があることを強く感じる。
一は「修身」、二は「場を高める」。
この二点に意を注がない長は長たる資格がない、と断言できる。
気まま、わがまま、ムラッ気を取り去る。
修身とはこのことである。
さらには、公平無私、自己犠牲、
先義後利(目先の利益を追わない。義務が先、娯楽は後)を
率先垂範することである。

長が私意をほしいままにして、組織が健全に成長するわけがない。

次に場を高めること。
長たる者は自分のいる場に理想を掲げ、
そこに集うすべての人をその理想に向け、
モチベートしていく人でなければならない。
「適切な目標を示さず、
社員に希望を与えない経営者は失格である」
とは松下幸之助の言葉だが、まさに至言である。

*修身:自分の行為を正しくし,身を修め整えること。
*率先垂範(そっせんすいはん):
人の先頭に立って物事を行い、模範を示すこと。

*モチベート:「モチベーションを上げる」という意味で
動機付けするよりも広い意味で使われている

フロントページに戻る

ニックネーム (必須)

メールアドレス

件名「~について」など

ご感想など