本日の心理学・名言2239-7

@A:
「辞は達するのみ」というように、
優れた言葉を使うことはもちろん大切だとしても、
それに加えて人間の思いは言葉を発しなくても
行動や立ち居振る舞いとして出てくるものだから、
それも大切にしなさいということです。
例えば、積極的に自分から話をしようとしない友達がいるとします。
しかし、その人が何も考えていないわけではありません。
こちらが友達に思いを致し、心を開いていくことで、
相手のいろいろな世界が見えてきて、
言葉は交わさずに友達の思いを受け止めることもできるのです。
*辞は達するのみ:言葉は相手に意味をしっかり伝えることが大切
by『 あなたの運は うなぎのぼり!! 』

@B:
「君子は義に喩【さと】り、小人は利に喩る」

「君子はそれが正しいか、正しくないかで物事を判断するけれど、
小人は利益があるか、ないかですべてのことを判断する」
でも孔子は、
利益を追求することを決して否定しているわけではありません。
本来、義(=正しいこと)があってこその利(=利益)であって、
義のない利はどこかで必ず躓【つまず】いたり、
行き詰まってしまうものです。
だからこそ、人の道を外れてはいないか、
自分さえ儲かればいいという考えはないかと、
自問自答する必要があるでしょう。

@C:
「何事にも感謝の気持ちを持ちなさい」とはよく言われることです。
しかしこの感謝の気持ちは、
心が満足していなければ湧いてはこない、

不平や不満があったのでは、
感謝をする気にはなれないものです。

「ありがとう」という言葉は、
すなわち心の満足を表している言葉です。

そして感謝の気持ちのないところに、
幸せはやってこないと私は思っています。

by稲盛和夫(いなもり・かずお*京セラ・KDDI創業者)

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