本日の心理学・名言2229-1

昔、修道院の壁にこんな文句がかかっていました。
人間をあるがままに受け入れることの
できる者のところに愛は訪れる
他人の不完全さに鷹揚(注)になればなるほど、

自由で物事にとらわれない
包容力の大きな世界が広がっていくのです。

われわれはみんな感情の動物であり、
その感情すべてに責任はもてません。
肝心なのはその感情をいかに表現するかということなのです。

フロイトによれば
感情の抑圧はすべての精神の病の元になるそうです。

ある意味で、フロイトは正しいのですが、
われわれには無意識から湧き上がってくる
さまざまな感情があります。

だからそんな感情がまるでないかのように生きようとするのは
間違っているのです。

しかし否定的な感情は話せば話すほど、
その感情を強めることになり、
否定的な感情としての信任状を与え、
力として認めてしまうことになる場合もたびたびありますので、
その認識を持つ注意が必要となります。
(注:おうよう=小さなことにこだわらずゆったりとしているさま)

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