本日の心理学・名言2223-5

感情表現を考える上で重要な前提は、
人間は感情を持っている動物であり、
しかも非常に多様で複雑な感情を持つことができるということです。

ということは、人間は様々な感情を持ってもよいし、
それらを表現しなくてもよく、
表現してはならない感情はないということです。

しかし、私たちは日頃そのように考えて生活していないようです。
表現してもよい感情、してはならない感情を区別し、
更に、表現してもよい人、してはいけない人を決めているようです。

大切なことは、自分の感情をどう表現するか、
相手に脅威や不愉快な思いを与えないで伝えるか、
そして、どのようにして相手の感情も
きちんと受け取るようにするかです。

感情を表現しようとする時、心得ておくと助けになる事実は、
「感情は自分のもの」であり、
自分の責任で表現できるものだということです。

つまり、あることに対する感情は、
自分が起こしているのであるので、

必要に応じて自分でコントロールすることも出来るわけです。
感情は自分のもの、だから自分の責任で表現してもよく、
またできるということです。

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