本日の心理学・名言2213-5-1

ここでは人類学とは「他の人たちの生き方や行動を、
批判せず興味を持って見つめる」ことと定義し直します。

この戦略は、人に対する思いやりと忍耐力を増すのが目的です。
ですが、それ以上に、人の行動に興味をもつのは、
批判するかわりに思いやりと理解を示すことでもあります。

誰かの反応の仕方や感じ方に純粋な好奇心をもつと、
それにイライラさせられずにすみます。

その意味で、人類学者になるということは、
他人の行動に不満を感じなくなる手段です。

人は奇妙な行動をとったとき、
いつものように「あんなことするなんて信じられない」
と反応するかわりに、
「そうか、あれが彼女(または彼)の
ものの見方なんだ、面白いなぁ」

と心の中で言います。
この戦略を身につけるには、
まずあなたが純粋な気持ちになる必要があります。

「人に興味を持つ」ことと「傲慢になる」ことは紙一重です。
内心で相手と比べて
自分の方が上だと考えると傲慢になってしまいます。
人類学者のつもりになることで、
もっと柔軟な見方ができるようになります。

*傲慢(ごうまん):
高い自尊心、他人より重要、魅力的になりたいという欲望など

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