本日の心理学・名言2207-1

忍耐は、慎重な訓練によって強化できます

実際に時間を区切って訓練する方法が効果的です。
これから忍耐を自習しようと決め、そのために時間をとるのです。
人生は教室、学科は忍耐というわけです。

最初は五分から始めて、慣れるに従って時間を延ばして行きます。
まず自分に「よし、これから五分間、絶対にイライラしないぞ。
忍耐強くなるぞ」と言い聞かせます。
やってみるとびっくりするほどの効果があります。
忍耐しようと意識すると、
不思議なことに忍耐の井戸が深くなります。

ほんの五分でも忍耐することを覚えると、
自分が本当は忍耐できる人間だと分かり、
もっと時間を延ばしてもいいという気分になります。
それを繰り返していけば、
本当に忍耐強い人になれるかもしれません。

忍耐強くなると、客観的な視点がキープ出来ます。

大変な状況のときでも目の前の問題が
「生死に関わる大事件で」ではなく、
落ち着けばすぐ解決する「ちょっとしたこと」に過ぎない
と思えるようになります。
そうじゃないと同じシナリオが非常事態に変わり、
怒鳴ったり叫んだり血圧が上がったりと
修羅場になってしまいます。

そこまですることはないのです。
子供、上司、気難しい人、困った事態・・・
相手は誰であれ、小さいことにクヨクヨしない為には、
忍耐力の強化が先決です。

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