本日の心理学・名言2196-3

生きていると、いろんな問題に遭遇します。
自分一人の力で解決しようとする姿勢は立派ですが、
しかし、自分一人の努力で解決できる問題は
全体の一割もありません。

努力しても必ず実るわけではないと言いますが、
決してそんなことはありません。

人を信じないで努力するから実らないのです。
人を信じて、己を信じて、そして未来を信じて努力すれば、
必ず実ります。

そういう意味では、この世はきわめて平等に出来ています。

では、どうして問題を解決するのに
人の支援を必要とするのでしょうか。

それは、何か足りないものがあるために
問題が発生することが多いからです。

その足りないものとは、
父性愛、母性愛、受容、共感、励まし、理解などです。

ところが、それらの足りないものは、
親兄弟や親戚から調達できないことが多いのです。

換言すると、人生の問題を解決するには、
親兄弟や親戚以外からの支援を
必要とすることが多い、ということです。

悩みや秘密を打ち明けるのがイヤ、などと拒んでいたら、
永久に問題は解決しなくなります。

そして、人間不信の人ほど、
人に頼っていけないことを頼り、
頼らなければならないことを頼らないのです。
だから努力してもうまくいかないのです。

人を信じて頼ってみる努力をすると,
何が頼るべきことで、
何が頼るべきことでないのかが見えてきます。

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