本日の心理学・名言2183-5

今を楽しんでいるとか、理想に向かっていると感じるとき、
過去の体験を振り返ると
「あの体験のお陰で今がある」と思えるものです。

逆に、今を楽しんでいなかったり、
問題の中でストレスを感じていたりする場合、

過去の体験を振り返ると
「あの体験のせいで、こうなっている」と考えがちです。

この法則が本当だとしたら、
過去の体験を嫌なものに感じていたり、後悔していたりする場合、
「今この瞬間」を楽しんでいないのかもしれません。

実際は、過去の体験に良いも悪いもありません。
過去の体験を良いもの、悪いものと決めている
自分がいるだけなのですね。

そして、それを決めているのは「今」の感じ方、考え方なのです。

勉強にお金をたくさん使って、
成長を実感しているときは「自己投資したお陰で楽しい」
と感じていても、

あるとき、やりたいことがわからなくなり、
悩み始めると「あんなにお金を使ったのに」と、
自己投資を後悔するかもしれません。

そして、また、自分の進む道がはっきり見えてくると
「あのとき自己投資したお陰だ」などと、あらためて思えるものです。

このように「現在の状態」が、
過去の体験の解釈をコロコロ変えてしまうのです。

そして、その解釈を「楽しいもの」にし続けるには、
☆夢中になれるもの
★理想
☆自分の人生の軸
★私の役割
☆共に将来を築くパートナー
など、自分の「将来像」を見つけ、それを育てていくことです。

このような方針があると、その時々の成功・失敗に、
あまりとらわれずに済みます。

成功したら、そのときの考え方や方法を参考情報として
伝えていけば良いのですし、

失敗したら、そこから学んだことや、
改善策を参考情報として伝えていけば良いのです。

つまり、成功しても失敗しても「可能性を広げる機会の提供」という
目的を果たすことができるのです。

このように、自分の軸や、理想像などをはっきりさせると、
現在をいつも楽しむことができ、
現在を楽しんでいると、
過去はすべて自分の力の源にもできるのです
ね。

by自己維新

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