本日の心理学・名言2115-8

松陰は
心ある立派な人の心には、二つの面がある。
その一つが、自分自身に対処する心である。
いかに困難な状況にあろうとも、
のどかな態度で対処し、
少しも天を怨み他者を咎めるところはない。

他方は、世を憂うる心である。
天下を見ることわが家のごとく、
万民を見ることわが子のごとく親切親身である。
世が乱れ民が苦しむと、
食も喉を通らず、安眠もできぬようになると記している。

by『「孟子」一日一言』

相撲や武道は「心・技・体」が大切だと言われますが、
「技・体・心」でもない、「体・心・技」でもない。
やっぱり「心」が一番上です。
体をつくることや技を磨くことに比べて、心を育てるのは難しい。
by白鵬 翔(はくほう・しょう*第69代横綱)

全てのことに恭(うやうや)しい人は他者をあなどらない。
全てのことにしまりのある人は他者から貪り取らない。
恭倹は、まごころから出るものであって、
ただ見せかけの声色や笑顔でなされるものであろうか、
決してそうではない。

*恭しい:相手を敬って、礼儀正しく丁寧なこと
*恭倹:人に対してはうやうやしく、
自分自身はつつしみ深く振る舞うこと
by『「孟子」一日一言』

一番大事なことは心の鍛錬です。
by 藤尾秀昭

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