本日の心理学・名言2100-3

人にウソをつくことは悪いことですが、
自分にウソをつくことはその1000倍も悪いことです。

なぜなら、自分にウソをつくと
自分の感情が分からなくなってしまうからです。

自分にウソをついていると、
楽しい、うれしい、気持ちいい、うまい、という
悦びの感情がわからなくなります。
こうした悦びの感情が分からなくなると、
自分が誰なのか分からなくなります。

心の迷子状態になります。

では、なぜ人は自分にウソをつくのでしょうか。

それは、自分の本心を知りながら、
それと反対の行動(=したくないこと)を
敢えてしようとするからです。

だから、自分自身に対して見苦しい言い訳
というウソが必要となるのです。

自分に言い訳ばかりしていると、
ホンモノに出会ったときニセモノに見えてしまいます。
だからチャンスを逃がすのです。

逆に、ニセモノがホンモノに見える自分になってしまいます。

また、自分にウソばかり付いていると、
相手もまたウソを言っているのではないか、
と人間不信にもなります。

その根拠は自分が自分にウソをついていることです。

同じノリで、自分の矛盾を一般化して、人の心は複雑だ、
などと知ったような口をきくのです。

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