本日の心理学・名言1952-8

人間は、…ねばならない」と言われると気が重い、
だがその枠を外してしまうと、
かえってそれをしたくなるものなのです。

「何事にも感謝の気持ちを持ちなさい」とはよく言われることです。
しかしこの感謝の気持ちは、心が満足していなければ湧いてはこない、不平や不満があったのでは、感謝をする気にはなれないものです。
「ありがとう」という言葉は、すなわち心の満足を表している言葉です。
そして感謝の気持ちのないところに、
幸せはやってこないと私は思っています。
by稲盛和夫(いなもり・かずお*京セラ・KDDI創業者)

涙はその人の中心の深さに触れて流れ出る
そもそも涙というものは必ずしも、
その人の人格の深浅にかかわらないものともいえます。
即ち浅い涙もありますが、
しかしとにかく人間が涙を流すということは、
その人の器としては中心の深さに触れている
何よりの証拠なのであります。
その人柄はよしんば浅くとも、とにかく涙を流すということは、
その人としては一番根本中枢に触れなければ、
涙というものは出ないものであります。
『森信三講録 西郷南洲の遺訓に学ぶ』より

切に生きるとは、ひたすらに生きるということである。
いまここの一瞬一瞬をひたむきに生きるということである。
小我を忘れ、何かに懸命に打ち込むことである。
その時、生は本然の輝きを放つ。
『人生の大則』 藤尾秀昭 著

何かを成し遂げたから「幸せ」なのではない、
何かを得たら「幸せ」なのではない、
今、生きていること、
平凡に普通に時を過ごせることが「幸せ」なのです。

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