本日の心理学・名言1950-9

神様は「親が子となり子が親となって、恩の報じあいをするのや
と教えて下さいました。
子供を産み育てて、十年、二十年かけて成人の世話取りをしてみて、
親にお返しできない大恩を子育てによって、
幾らかでも報じさせてもらうのだとつくづく思います。
「子宝」は天からの大切なお預かりものとして、
報恩と感謝の気持ちで喜んで丹精するのが、
親の勤めであります。

神様の御用をする先生は、
親と夫に頭を下げて喜んで通れば、
頭の良い、素直で健康な子が出来る。
親孝行のしすぎはない。
余ればみな子供に返して下さる。
親孝行は察してするもの。
夫にはやさしく温かく、それでいて積極的に心を致すもの。
子供は成人に応じて、言うて聞かせ、して見せて、
気永く楽しんで育てるものと、聞かせてくださいました。

後天的な環境も躾も、もちろん大切ですが、
嬉しい楽しい結婚をし、夫婦・親子・兄弟が仲むつまじく、
報恩感謝の陽気ぐらしの中に産み育てた子は、
親から代を重ねるはど、また時代や教育が進むほど、
真理に対して素直な子が育ちます。

昨今は、いろいろの都合で子供を制限する向きもありますが、
これは恩のある魂の連続性を阻むことになるのですから、
その代わりに精一杯に人助けをして、償いをせねばなりません。

親も宝、子も宝ではありますが、
子供だけが、最も大切な宝のように思い違うては、
真理を外すことになり、十分な子育てとは申せません。
*親が子となり子が親となって:魂の連続性
by話の台第三集

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