本日の心理学・名言1950-3

目の前に指を一本近づけると、
その一本の指に遠方の家も楽々に隠されてしまう。
だから、指一本よりも家のほうが小さいかというと、
事実は、家のほうが指の何万倍か大きいのであります。
ただ指が目に近いために、錯覚が起こるのであって、
そうした錯覚が私たち日常生活には、ままあることなのです。
それは自分を中心にして
ものを考えることから生じてくる錯覚です。

「考える」とは。
「神返る(かみかえる)の転語と言われていますが、
一切の人間思案をのけて、
神の考え、神の思召にに返り、
神意に添っていけというのであります。

人を相手にせず、天を相手にして行動する時、
いかに人が嘲笑し、そしっても、
最後の正、最後の善を会得することが出来るのであります
いかに知能があり、知識があっても、
それを自己を中心に使用する時には、
自分にプラスになることは極力少なくしないと、
かえって自分を滅ぼす元になります。
by話の台第三集

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