本日の心理学・名言1912-1

自分をオープンにしない人たちは、
その結果、誤解や無視、攻撃などに出会って、
傷つき臆病になっていることが多いのでしょう。
にもかかわらず、人と話したり、一緒に何かをしようとすることは、
自分を知らせることであり、それなしには事は進まないのです。

たとえば、自分のことは知られたくないと思って、
黙っていたとしましょう。

確かに自分から積極的に何かを伝えようとはしていませんが、
黙っていること自体で、
「話したくない」とか「知られたくない」
などということを伝えている可能性があるのです。

そんな時は「知られたくない」といった方が誤解はされないでしょう

コミュニケーションは、伝えていないことも含めて、
コミュニケーションです。

人間関係には、自分を知ってもらうことはつきものであって、
自分を知らせない話し合いはなく、
自分を知らせないで仲良くなったりすることはないということを
承知しておくことが必要です。

だから人はややぎこちなく、恐る恐る、
少しずつ人に近づいていくのです。

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