本日の心理学・名言1833-3

「モア・イズ・ベター」という考え方を捨てる~

物をたくさん持つことが悪いとか間違っているというんではなく、
もっともっと多くのものを求めるのが狂気の沙汰(さた)なのです。

「モア・イズ・ベター」と考えている限り、
決して満足することはありません。
私達は何かを手に入れたり、
何かを終えたとたんに次のことに向かいます・・・ただちに、
これでは人生や多くの恵みを味わう暇もありません。

この悪い癖を克服するコツは、
もたない事が問題なのではなく、
もっと求めることが問題なのだ・・・
つまり「モア・イズ・ノット・ベター」だと
自分に言い聞かせることです。

足るを知るというのは、
もう物を持ったり求めたりすべきでないということではなく、
幸福は物によって与えられないと知ることです。

もっと欲しいと願う気持ちではなく、
今現在に意識を向けることによって、
持っているもので幸せになることは出来るのです。

この新しい見方を身につければ、
新しい物や成果が人生に現れたとき、
それに感謝する思いがさらに深まっているでしょう。

幸福になるための素晴らしい手段は、
もっているものと欲しいものを

・分別(物事の是非(正しいことと正しくないこと)
・道理(人として行うべき正しい道)を判断すること)することです。
もっと多くのものと幸せを追い求めて一生を送ることもできます・・・

または、もう欲しがらないと心に決めることもできます。
後者の方がはるかに実行しやすいし、充足をもたらしてくれます。

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