本日の心理学・名言1803-3

世の中には
人がつくった道を歩いて行く人と、

自分で道をつくる人の
2通りがある。


以前は後者の人生こそ尊いと思っていた。
だが最近、そうではないと思うようになった。
二つの道は別のものではなく、交錯しているということである。

道をつくった人は、道をつくろうと思った人である。
その思いを強く熱く反復した人である。
行ったり来たりする中で道はできる。
一回通っただけでは道はできない。

このことは歴史が教えている。
松下幸之助もまた、道をつくった人である。
~省略~
以後、幾多の変転を経て、幸之助の道づくりの人生が始まる。
その幸之助に、「道」と題する一文がある。
自分には 自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば、くだりもある
思案にあまる時もあろう
しかし心を定め、希望をもって歩むならば必ず道はひらけてくる
深い喜びも そこから生まれてくる
by『小さな人生論5』(藤尾秀昭・著)

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