本日の心理学・名言1667-7

問題解決のためのアサーション:
DESC法でセリフを作る~
D=描写する
E=表現する、説明する、共感する
S=特定の提案をする
C=選択する

「会議の場で、たばこを吸っている人が何人かいて、
たばこを吸わない自分が、何か方策を出そうとしている」ケースで
DESC法で、セリフを作ってみましょう。
「会議が始まって一時間たったので、
この部屋がたばこの煙で一杯ですね(D)。

私はたばこを吸わないので、
のどが痛くて、頭もボーとしてきました(E)。

ばらく休んで空気の入れ替えをしませんか(S)。

そうすれば、みんなが気持ちよく、
会議を続けられると思います(肯定的な結果に対するC)。

もし、休憩をとるのが無理ならば、
窓を明けてしばらくたばこを吸うのをやめていただけますか
(提案を受け入れられなかった場合のC)

このDESCについて、
ケリーは「アサーションはいわばDESCの習慣化されたもの」
といっています。
表現に困った時、また複雑なことを決めたりするときには、
DESCを作ってみましょう。
注:アサーションとは、「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味です。

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