本日の心理学・名言1666-5

自分をオープンにしない人たちは、
その結果、誤解や無視、攻撃などに出会って、
傷つき臆病になっていることが多いのでしょう。
人と話したり、一緒に何かをしようとすることは、
自分を知らせることであり、それなしには事は進まないのです。

たとえば、自分のことは知られたくないと思って、
黙っていたとしましょう。
確かに自分から積極的に何かを伝えようとはしていませんが、
黙っていること自体で、
「話したくない」とか「知られたくない」などということを
伝えている可能性があるのです。
そんな時は「知られたくない」といった方が誤解はされないでしょう

コミュニケーションは、
伝えていないことも含めて、コミュニケーションです。
人間関係には、自分を知ってもらうことはつきものであって、
自分を知らせない話し合いはなく、
自分を知らせないで仲良くなったりすることはない
ということを承知しておくことが必要です。
だから人はややぎこちなく、
恐る恐る、少しずつ人に近づいていくのです。

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