本日の心理学・名言1664-5

人間の尊重は誰からも侵されることはありません。
つまり、人間が尊重されることは、
人間の気持ちや考え、意見、価値観も尊重されるということですから、私たちは、誰でも欲求を持ってよいし、
その欲求は、他の人の欲求と同じぐらい
大切にして欲しいと思ってよいのです。
そして、その欲求を大切にして欲しいと頼んでも良いのです。

もし、あなたが、自分の欲求や希望は持てない、
言えないという考えを持っているとすれば、
それを人権という観点から考え直してみる必要があります。

そのような権利が、もし相手に許されていると思えるならば、
あなたにも許されると思っていいはずです。
つまり、何よりも大切なことは、
人権はあなたも相手も同等に持っているということ。

あなたも相手も自分の考えや欲求を持ってよいわけなので、
葛藤が起こる可能性はあるのです。

私たちの日常には小さな葛藤やもめごとは当たり前であり、
お互いに一致することの方が少ないこと、
だから、お互いの希望を述べ合う権利を大切にし、
相互の確認をして、歩み寄ろうとする覚悟が必要なのです。

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