本日の心理学・名言1653-3

私たちがほめ言葉を口にしない理由は幾つかあります。
「別に私がほめなくたって、もう自分で分かっているのだから」とか
「彼女を尊敬してはいるけれど、そんなこと口では言えないし」という
口実をみんな口にします。
ですが、心からほめられると嬉しいかどうかと聞くと、
みんな口をそろえて「うれしいに決まっている」と答えるのです。

ほめ言葉を口にしない理由が
「何といっていいか分からない」とか
「恥ずかしいよ」とか
「もう本人が分かっているから」とか
「習慣がないから」だとしたら、そろそろ代えてもいい頃です。

その人のいいところを相手に伝えるのは、
「思いついたときに親切にする」のと同じです。

簡単にできること(慣れてしまえば)ですが、結果は大きいのです。

一生ずっと人に認められたい、
ほめられたいと願いながら暮らしている人がどれだけ多いことか。
特に両親、夫や妻、子供たち、友だちに。
ですが、知らない人のほめ言葉でも
心がこもっていればうれしいものです。
その人についてどう感じているかを伝えることで、
自分もいい気分になれます。
それは優しい思いやり示すこと、
相手のいいところに目を向ける行為です。

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