本日の心理学・名言1635-8

@日に新た  18ページより
松下 幸之助著  PHP刊

今日、わが国の総人口とわが社の販売額とを照らし合わせてみると
老若男女おしなべて頭割り年間100円を超えるナショナル製品を
買って頂いていることになります。
つまり、それだけの我々の働きとサービスを
社会の人々が受けてくださっているのであって
まことに嬉しくありがたいことで、そこに我々が働く喜びを感じ
誇りを感じなければならないと思います。
と同時に、我々もまたこのサービスにふさわしいだけのものを
逆に受けているのですから、社会の人々に深く感謝しなければならないと思うのです。
与えることが多く、受けることも多い・・・これが繁栄の姿であって
私どももお互いに、日と共にその働きを高めて
より多く与え、より多く受けることによって
自他ともに繁栄していきたいものだと思います。
ここに松下電器の大きな使命があり
また我々八千人の働きがいがあると思うのです。
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物事の本質は何年、何十年、何百年経とうとも色あせないということが
このメッセージからもよく分かります。
企業の社是の中に「公器」という言葉がありますが
正にそういうことなんですよね。改めて意味が深く理解できました。
*公器:おおやけのもの。
誰一人、自分の力だけでは生きていけないから、
助け合い支え合い、時に与え、時に受取り、
協力していくことが大切なんだと思います。
いつまでも、この本質を忘れずにいたいですね!
by本日のレシピ

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