本日の心理学・名言1633-2

@君は、どう生きるか  33ページより
古森 重隆著  三笠書房刊

人は生まれてくる環境も自分では選ぶことが出来ない。
日本のような物質的に豊かな国に生まれてくるか
戦乱が収まらない国に生まれてくるか。
子どもは自分が生まれてくる場所を自分では選べない。
しかし才能や環境は自分ではコントロールできなくても
努力をするかしないかは自分で決められる。
そして努力次第で結果も変わってくる。
恵まれた素質や環境を天から授かっていることに
胡坐(あぐら)をかかず
あるいは己の素質の足りなさに絶望せず
何事からも謙虚に学び、たゆまぬ努力を続けていく。
そういう人間は常に成長し、
少しずつでも実力を確実に身につけていくことになる。
そこが大事なところなのである。
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以前、アジアの貧しい国で生まれ育っている子どもたちについて
書かれた本を読んだことがあります。
「将来何になりたいの?」という質問に対して
「お医者さんになりたい。苦しんでいる人たちを助けたい。」と
目を輝かせて話す子どもたち。
食べるものもなく、靴も履いてなく、服も一着しか持ってなく
親もいない・・・そんな過酷とも言える生活環境の中にあっても
自分の未来は自分で何とかしようという強い意志を持っているのです。
古森さんが仰るように、努力をするかしないかは
自分で決められるのです。後はやるか、やらないか・・・
恵まれた国に生まれた私たちに「やらない」という
選択肢はないですね。
どんどん挑戦していきましょう!
by本日のレシピ

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