本日の心理学・名言1631-2

今を楽しんでいるとか、理想に向かっていると感じるとき、
過去の体験を振り返る
「あの体験のお陰で今がある」と思えるものです。
逆に、今を楽しんでいなかったり、
問題の中でストレスを感じていたりする場合、
過去の体験を振り返る
「あの体験のせいで、こうなっている」と考えがちです。
この法則が本当だとしたら、
過去の体験を嫌なものに感じていたり、後悔していたりする場合、
「今この瞬間」を楽しんでいないのかもしれません。
実際は、過去の体験に良いも悪いもありません。
過去の体験を良いもの、悪いものと
決めている自分がいるだけなのですね。
そして、それを決めているのは「今」の感じ方、考え方なのです。
勉強にお金をたくさん使って、
成長を実感しているときは
「自己投資したお陰で楽しい」と感じていても、
あるとき、やりたいことがわからなくなり、
悩み始めると「あんなにお金を使ったのに」と、
自己投資を後悔するかもしれません。
そして、また、自分の進む道がはっきり見えてくると
「あのとき自己投資したお陰だ」などと、あらためて思えるものです。
このように「現在の状態」が、
過去の体験の解釈をコロコロ変えてしまうのです。
そして、その解釈を「楽しいもの」にし続けるには、
夢中になれるもの
理想
自分の人生の軸
私の役割
共に将来を築くパートナー
など、自分の「将来像」を見つけ、それを育てていくことです。
このような方針があると、
その時々の成功・失敗に、あまりとらわれずに済みます。
成功したら、そのときの考え方や方法を参考情報として
伝えていけば良いのですし、
失敗したら、そこから学んだことや、改善策を参考情報として
伝えていけば良いのです。
つまり、成功しても失敗しても「可能性を広げる機会の提供」という
目的を果たすことができるのです。
このように、自分の軸や、理想像などをはっきりさせると、
現在をいつも楽しむことができ、
現在を楽しんでいると、
過去はすべて自分の力の源にもできるのですね。

by自己維新

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